徒然とサッカー観戦

アーセナルの試合を中心に海外サッカーの試合の感想を個人的視点から書いていきたいと思います。

ロシアW杯 グループB MATCH3 MATCH4

グループBの結果と次戦の注目ポイントについて見ていく。

 

MATCH3 ポルトガル 3-3 スペイン


Portugal v Spain - 2018 FIFA World Cup Russia™ - MATCH 3

 

ポルトガル

 

ロナウド様様といったところだろう。

2018年に入ってからの彼は2017年の彼とは全くの別人であり、その類まれなる得点感覚をいかんなく発揮している。

チーム全体としてもカウンターは非常に鋭く、大きな武器になるに違いない。

しかしながら、ビルドアップはうまくいっておらず、組み立てて崩すといったシーンはほとんど見られなかった。

 

次戦の注目ポイント

 

好調のロナウドには引き続き頼っていくこととなると思うが、中盤からの組み立てを修正してくるであろうので、流れからの崩しに要注目。

初戦を落としているモロッコは簡単な相手ではないが、スペイン戦のようなカウンターを中心に攻めれば、波乱は起きないはずである。

 

スペイン

 

日本以上の監督交代劇があったのにもかかわらず、ほとんどいつも通りにプレーして見せた。

イスコ、イニエスタ、シルバの中盤は流動的であり、誰が絡んでもボールを前にはこぶことができていた。中盤の構成力はやはりナンバー1であろう。

また、1トップに入ったコスタの調子もよく、一点目はほとんど一人でとったといってもよいだろう。

デ・ヘアのミスがなければ、、、

 

次戦の注目ポイント

 

初戦は引き分けいう結果になったが、あまりマイナス要素はみられないように思う。

引き続きイスコ、イニエスタ、シルバの絡んだボール回しを楽しめるはずである。

個人的には右サイドバックにナチョではなくより高い位置が取れ、スピードのあるオドリオゾラが入ると、より多彩な攻撃が見られるようになると思う。

 

MATCH4  モロッコ 0-1 イラン


Morocco v IR Iran - 2018 FIFA World Cup Russia™ - MATCH 4

 

ロッコ

 

押し込む時間帯も多く、試合の主導権も握れていたが、一点が遠かった。

若くスピードのハリットとハキミの左サイドとベテランのアムラバートと左足に定評のあるジアシュの右サイドは様々な攻撃パターンで相手ゴールに迫れていたが、相手のゴールキーパーが当たりすぎていた。

守備もベナティアを中心にイラクのカウンターをしのいでいただけに、オウンゴールでの失点はあまりに痛かった。

 

次戦の注目ポイント

 

ポルトガルに対してはイラク相手ほどボールを握れる時間は少ないであろう。

しかし、ポルトガルもビルドアップに関しては問題を抱えており、高い位置で奪うことができれば、チャンスは少なくないだろう。

一戦目は不発であったジアシュの左足にも要注目である。

 

イラク

 

ボールを握る時間こそ少なかったが、アズムンのスピードを生かしたカウンターは鋭さがあった。

スペイン、ポルトガルと同じ組において初戦での勝利は非常に大きいものがある。

 

次戦の注目ポイント

 

スペインの両サイドバックは高い位置をとってくるので、きちんと守ってから両サイドバックの裏のスペースを使うことができれば勝ち点を取ることができるかもしれない。

忘れてはいけないのは、彼らが現時点ではグループBのトップであるということである。

 

次戦

 

6/20 21:00  ポルトガル VS モロッコ テレビ朝日

6/20 27:00  イラン VS スペイン        日本テレビ