徒然とサッカー観戦

アーセナルの試合を中心に海外サッカーの試合の感想を個人的視点から書いていきたいと思います。

ロシアW杯 準決勝 クロアチア対イングランド

クロアチアイングランドが準決勝に残ると予想できた人は少ないのではないでしょうか?

今回はクロアチアイングランドの注目ポイントを見ていく。

 

サイドを支配するのは?

 

クロアチアイングランドに共通するのは良いクロスを上げることができるサイドの選手を抱えていることだ。

ペリシッチはドリブルでの突破に加え精度の高いクロスを上げることができるし、マンジュキッチはクロスを上げるだけでなく、その高さを生かしてクロスに合わせることができる。 

モドリッチラキティッチからサイドへボールを供給できる点もクロアチアのサイド攻撃に厚みを与えている。

対するイングランドはトリッピアーとヤングのクロスの精度が高いのは言うまでもないことだが、ケインとアリという明確な的に向けてクロスを上げることができる。

イングランドの得点の多くはコーナーキックから生まれているがサイドの攻防を制することができればコーナーキックの回数を増やすことが出来るだろう。

また、スピードという点ではクロアチアよりイングランドの方が一枚上手だろう。

イングランドのスピードに対応するクロアチアの守備陣にも要注目である。

 

経験と若さ

 

クロアチアの黄金世代が三十歳という年代を迎えたのに対し、イングランドは若い世代で成功を収めた世代が主力になりつつある。

クロアチアモドリッチラキティッチマンジュキッチといったような選手の経験を生かしながら試合を進めていくのに対し、イングランドはケイン、アリ、スターリングを生かしたパワフルで予想不可能な攻撃を展開してくるだろう。

 

フランス対ベルギーとはまた違った展開に期待したい。